2013年6月4日火曜日

修学旅行中に生徒が死亡…「移動で4時間以上、健康に配慮せず」と両親が県を提訴



新潟市中央区の県立はまぐみ特別支援学校高等部3年の女子生徒(当時17歳)が修学旅行中に体調を崩して死亡した問題で、生徒の遺族が3日、「健康に関する安全を配慮すべき義務を怠った」などとして、県を相手取り約7500万円の損害賠償を求める訴訟を新潟地裁に起こした。



 訴状によると、脳性まひの障害があった生徒は2011年6月1日に修学旅行に参加。

体調を崩して嘔吐おうとを繰り返したため、同校は2日に群馬県内のホテルで生徒を家族に引き渡し、生徒は新潟市内の病院に搬送されたが、脱水性ショックで翌日死亡した。



 旅行はホテルに着くまで新幹線とバスで4時間以上かかり、生徒の健康に十分な配慮義務を尽くしたとは言えないと指摘。

また、同行した医師に生徒の健康状態などを十分に伝えておらず、医師は点滴や緊急搬送の必要性を十分判断できなかった、などと主張している。



提訴後に記者会見した生徒の父親(49)は「今日は娘の命日。楽しい修学旅行で普通に帰ってくるのが当たり前だが、うちの子は戻ってこなかった。助けてもらえる命だった」などと、声を詰まらせながら訴えた。



 県教委義務教育課は「訴状が届いてから適切に対応したい」としている。



http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130603-OYT1T01649.htm






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via アルファルファモザイク http://alfalfalfa.com/archives/6566926.html

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