2013年5月2日木曜日

FreeDOSでウィンドウ風UIを実現した「XFDOS 2.0」を試してみた

Main


FreeDOSプロジェクトから、WindowsのUIを持つ「XFDOS 2.0」がリリースされました(マイナビニュースslashdot日本版)。


DOSベースなので当然シングルタスクなんですが、見た目はウィンドウの右上にバツボタンがあったりしてWindowsっぽくもあります。


ファイルマネージャや、Webブラウザ、ワープロ、スプレッドシート、エディタ、PDFリーダー、電卓、画像エディタなど、基本的なアプリも動かせるみたいです。


おもしろOS大好きなのでさっそくインストールして動かしてました。


仮想環境で動かす場合VirtualBoxがオススメ


実機でもいけるのかもしれませんが、画面をキャプチャするのが面倒なので仮想環境で動かすことにしました。最初VMware Workstationで試したところ起動途中で画面がブラックアウトするので断念。フォーラムの情報によると、OracleのVirtualBoxだとうまくいくようなのでこれを使うことにしました。


仮想マシンの作成

Wizard1


VirtualBoxでまず仮想マシンを作成します。名前のところに、XFDOSといれると、タイプ、バージョンが勝手にDOSっぽく変わりました。 あとはデフォルトでOK。


起動

とりあえず起動可能なisoファイルを使って起動してみます。

Install1

XFDOSのisoファイルをダウンロードして、xfdos20.isoを起動ハードディスクとしてマウントします。


Main

しばらくするとこの画面が表示される…はず。


スクリーンショット


アプリをいろいろと動かしてみましょう。

Calc


計算機。

Paint

お絵かきソフト。

Checker

チェッカー。1994年にコンピューターが人間に勝利したボードゲームです。


Game1

ブロックゲーム?


Shell

シェル。あたりまえですがDOSです


Spreadsheet

スプレッドシート。すごいw


Browser

なんとブラウザまで。ネットのセットアップがわからなかったので実際にインターネット接続はできませんでした。できるのかな。


まとめ


Windows 3.1が登場するぐらいまで、DOS上に構築されたサードパーティのウィンドウシステムなんてものが実際に作られていた時代がありました。たとえばJustSystemもジャストウィンドウ と呼ばれるウィンドウシステムを作っていたことで有名です。


XFDOSもそういう時代を思い起こさせるウィンドウシステムとして興味深いです。一度に一つのウィンドウだけを表示できて、それを切り替えるシステムはWindows 8 のモダンアプリに通じるものもあるかもしれません。


ゴールデンウィーク後半戦の暇つぶしに遊んでみたらおもしろいと思います。







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